Q25.特定保健用食品って何ですか?

A.その食品の中の成分が、科学的試験結果に基づいて健康に有用な機能性があると厚生労働省が認め、食品に「健康表示」(健康への効用を示す表現)を付けることを許可した食品です。

特定保健用食品とは
 私たちが毎日食べている食品の働きには、生命を維持するための栄養補給(第1次機能)、味や香りなどを楽しむ(第2次機能)、健康増進やからだの調子を整える(第3次機能)があります。
 特定保健用食品は、この第3の生体調節機能に注目し積極的に活用しようとするものです。
 食品にはラベルや容器に効能や効果を書くことは禁じられていますが、平成3年「栄養改善法」の改正によって、医学や栄養の面で健康に役立つ事が科学的に証明された食品にはその効果を表示してもよいことになったのです。
 対象となるものは錠剤カプセルなどの医薬品ではなく、ふだん食べるごくふつうの食品の形をしたものです。

 現在許可されている食品は
  ①おなかの調子を整える食品
  ②コレステロールが高めの人の食品
  ③血圧が高めの人の食品
  ④ミネラルの吸収を助ける食品
  ⑤虫歯の原因になりにくい食品
  ⑥血糖値の気になり始めた人の食品
  ⑦中性脂肪が気になる人の食品   などです。

2016年04月05日