Q21.「ミルクで元気」のカルシウムはなぜ、炭酸カルシウムなの?

A.牛乳らしい風味を大事にしたいからです。

 乳清カルシウムには塩分が含まれています。塩分が敬遠される今、余分な塩分を摂取して欲しくないからです。

・乳清カルシウム(ミルクカルシウム)
 乳清カルシウムはカルシウムの他に水分、脂肪、たんぱく質、糖質、灰分、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リン、塩素が含まれており、やや塩味がします。(食塩の約10~30%程度)

・炭酸カルシウム
 明治が使用している炭酸カルシウムは、純度の高い食品添加物グレードといわれるものです。無味無臭で、医薬品や食品に広く一般的に使われています。

「ミルクで元気」がおいしい理由
乳清カルシウムは牛乳由来のチーズホエーをろ過し、濃縮して製造しますが、炭酸カルシウムは、天然石灰石を微粉砕して製造します。
 明治は、独自の技術で開発した粉砕化された超微粉末状の炭酸カルシウムを使用しており、液状に浮遊しているので、沈殿することなくおいしく飲んでいただけます。
 他社の炭酸カルシウムや乳清カルシウムはその粒子が大きいため、沈殿してしまいます。

2016年04月05日