Q6.「低温殺菌乳」と「高温殺菌乳」どう違うの?栄養分が違うの?明治のはどっち?

A.栄養成分に違いはありません。
  明治の商品は全て高温殺菌処理をしています。

 日本では、食品衛生法にもとづく「乳等省令」*1によって、「62℃〜65℃までの間で30分間熱殺菌するか、またはこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌する」と定められています。
 「62℃〜65℃までの間で30分間熱殺菌する」のは低温殺菌牛乳の殺菌方法で、牛乳殺菌の出発点にあると言えます。

 「高温殺菌」とは、例えば130℃の温度で、2秒間瞬間加熱を行うもので、殺菌効果はさらに高くなり、ほとんど無菌状態にすることができます。
 殺菌の方法の違いによって栄養成分が違うことはありません。
 また、明治の商品は全て、130℃で2秒間の高温殺菌処理をしています。*2

  *1 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」
  *2 ロングライフ商品(140℃3秒)を除く 


参照:ESL技術による製造工程

memo
近年の動き
O-157の発生やQ熱・C型肝炎などの予防のため、ESL技術やHACCPなどの厚生省が許可した製造工程を経た乳製品の推進が図られています。

2016年02月09日

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