Q17.品質保持期限について知りたい!

A.品質保持期限とは、10℃以下で冷蔵保存した場合の開封するまでの品質が保たれる期限です。
 品質とおいしさの目安です。
 また、開封後は、期限にかかわりなく、早めにお召し上がりください。

 期限表示は「品質保持期限(賞味期限とも言う)」と「消費期限」の2種類があります。
牛乳類の保存方法は、10℃以下で冷蔵保存(常温保持可能品は常温保存)するよう、容器の一括表示欄に書かれています。期限の日付は、この保存方法をきちんと守り、未開封の場合に限ります。

・品質保持期限
 食品の品質が十分に保たれる期限です。品質とおいしさの目安ですので、その日を1日過ぎたら飲めなくなるということではありません。また、開封後は、期限にかかわりなく、早めにお召し上がり下さい。

・ 消費期限
 低温殺菌牛乳のほとんどは、「消費期限」となっています。これは弁当、パン、豆腐などの日もちのしない食品につけられます。その日までに飲みきってくださいという表示です。「消費期限」を守り、開封したら、期限前でも早めに飲みきりましょう。

  期限表示の制度は、平成6年12月の食品衛生法の改正により定められました。多種多様な加工食品が出回り、同じ食品でも保持期限に大きな差があるものなど、製造年月日表示だけではいつまで食べられるのか判断がむずかしくなったからです。期限表示の設定は、製造や加工を行う業者が、微生物試験、理化学試験、官能検査などを行い、責任を持って独自に決めています。



牛乳の変質を家庭で見分ける方法
①目で見る・・・分離したり、ブツブツができる
②においをかぐ・・・ふだんと違うにおいがする
③味を見る・・・酸味や苦味がある
④ナベで沸騰させる・・・固まったり、分離する

2016年04月05日